山藤のちりめん風呂敷

 

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中島みゆきさんも認めた山藤の丹後ちりめん


「糸」「空と君のあいだに」「悪女」などで有名な歌手の中島みゆきさんの指名で、山藤は「夜会」というコンサートで発売するためのふろしきをクライアントのご依頼で制作しました。

日本三景の一つ、天橋立の近くの与謝野町で1833年から創業しております。
180年以上途切れることがない技術と信頼で友禅風呂敷・正絹袱紗(ふくさ)等を制作しております。

山藤のちりめん、そのこだわり

山藤のちりめん白生地は、一般的なちりめんとくらべると生地の強度と質が違います。
ちりめんを作りつづけて、およそ180年の山藤には、創業から守ってきたこだわりがあります。

ちりめんのコシを高めるため

ちりめん特有の凹凸である「シボ」と呼ばれるものは、緯糸をひねる「撚糸」によって生まれます。
撚りをかけられた糸が精錬の段階で元に戻ろうとするとことで、この「シボ」ができます。シボ(凹凸)の高さのみを追求すれば、ちりめんの強度は失われます。
しかし、山藤のちりめんは、経糸の密度を上げることにより、適正なシボを保ちながらも、糸の強度も保っています。

他にない品質を求めて

「山藤のちりめんは精錬に時間がかかる」とよく言われます。
経糸の本数も多く、撚糸も多くかける。当然、時間とコストが高くなってしまします。
ただ、「量より質を」というのが、山藤が創業以来守ってきたポリシーです。そのための労は惜しみません。

染められてことの白生地

白生地のままでは商品にはなりません。
当たり前のことですが、染められることにより、初めて商品となります。
染色にも技術と手間を要求します。染め上がったちりめんがより美しくなることを目指すからです。
白生地の密度が高ければ、その分、友禅染の段階において、真価を発揮します。
美しいちりめんを作るのに、最も大切な役割だと、山藤は信じています。